宇都宮パック工業が考える、包装の未来。




地球を包む?さて、一体これはどういうことでしょうか。

宇都宮パック工業では地球を包めてしまうくらい大きなフィルム包装材を作る事ができる、ということなのでしょうか?

残念ながら現在の技術では、たった一枚で地球を包んでしまえる程の規模の包装材を作ることはできません、しかし私たちは別の視点でこの「地球を包む」というテーマについて考えています。

それは自然環境という視点。

私たちが年間に製造するフィルム包装材は、長さにして地球を何周もしてしまうようなものとなり、それはこの星にちょっとしたリボンをかけてあげることができる量です。

なぜ、ここであえて地球の大きさと対比したかというと、それは自身への戒めに他なりません。

もし私たちが地球環境を無視した無責任な包装材作りを数年でも続けてしまうと、それだけで地球をすっぽり包んでしまえるほど巨大な環境負荷を生み出している、ということになりかねない。

そんな責任を負っているということを、何より私たち自身が忘れたくはないのです。

「地球を包めるくらい大量の包装材を生産しています」ということを宣伝したいのではなく、
「地球が包めてしまえることの責任」を皆様と共に考えたいのです。

21世紀の地球にもう環境負荷のリボンは似合わない。

そんな小さな大志を包装材に込めて、 青空で何を包もう。







近年、環境意識の高まりとともに過剰包装やゴミに対する消費者の目も非常に厳しいものとなっています。

そんななか注目されはじめているのが、手に持てるものはもちろん、水、空気やガスまでも品質を保ったまま保存・保管ことができ、包装の簡素化や低コスト化が可能なフィルム包装材です。

フィルム包装材は用途に応じて様々な機能を自由に組み合わせることができ、なおかつそれを数ミクロンという極薄形状の中で実現できるという優れた特性を持っています。
また、グラフィックの印刷により商品の宣伝効果を最大限に活かせるという利点も備えており、今後さらに幅広い分野での活躍が期待されています。

毎日大量に生産され、どこにでも普遍的に存在するものだからこそ、地球環境のことをきちんと考えたい。
お客様だけでなく地球にも喜んでもらえるよう、生産性や再資源化の研究にも積極的に取り組み、それを環境を大切にする技術として確立することも我々、ものづくりの前線に立つ者の使命だと考えております。