製造品目

ナイロン、ポリエステル、ポリエチレン、ポリプロピレン、
セロハン、ペーパー、アルミニウム箔、etc
上記に機能性の高い各種フィルムをベースとして、お客様のニーズに合った包装材料が出来ます。



衛生管理

当社の工場で製造しているフィルム包装材は食品の包装にも多く使用されているため、工場内の衛生管理には常に細心の注意を払っております。

製品の品質を安定させるため工場内の湿度と温度は常に一定に保たれており、特殊フィルターエレメントを使用した全室与圧方式を採用することにより、チリやホコリの進入をシャットアウト。
空気という目に見えない要素にも精力的な投資をすることにより、製品精度と信頼性のさらなる向上に努めてまいります。

なお、現在の工場は2003年10月に改築されたもので2008年度版衛生管理基準に対応したクリーン工場となっております。



製造工程 〜パッケージができるまで〜

さて、普段私たちが何気なく消費しているフィルム製のパッケージは一体どのようにして作られているのでしょうか?
その製造工程を覗いてみましょう。

【写真をクリックすることにより、より詳しい製造設備紹介のページにジャンプします。】




最初の工程はグラフィックの印刷です。
ここで印刷されるグラフィックは後にパッケージの一番の顔となるため、ごく小さな印刷のズレやにじみも許されません。
「何事も最初が肝心」、パッケージ製造の第一歩目にして全工程中最も繊細な感性が要求されることになります。





ラミネーターを使い先程のフィルムに別のフィルムを貼り合わせたり樹脂をコーティングすることにより、使用環境に応じた耐久性や内容物を保護するための機能を加えてゆきます。
私たちが普段、商品のパッケージと接する際、ついそのグラフィックばかりに目が行ってしまいがちですが、ラミネートにより高度な保護機能を持ったフィルムそのものこそがパッケージの真の主役と言えるのかもしれません。






万が一、製品に何らかの不良が発生した場合は、この工程で正確な場所が特定され確実に取り除かれます。
食品にも多く使われているフィルムパッケージだけに、どんな些細なトラブルも決して無視することはできません。






パッケージは通常、製造効率を高めるため幅の広いフィルムに幾列も同時印刷・ラミネートされています。ここでは一通りの工程を終えたフィルムが、今後の製造環境に合わせて適切な幅に切り離されます。






今までは平面的だったパッケージの素材がここで初めて立体的な袋の形状へと組み立てられてゆきます。
この工程を終えることにより、フィルムはやっと普段私たちが目にしているパッケージの姿に近いものとなります。






完成した製品はこの自動倉庫で出番を待つことになります。
ここから全国の食品工場へ、そして実際にパッケージを手に取ってくださるお客様のもとへと、生まれたばかりのパッケージの新しい旅が始まるのです。